インテリアコーディネーター試験など、難易度が高めの資格試験に合格するには200時間は費やさないといけないと聞きます。
毎日1時間勉強するとして、勉強できない日もあると考えると、8か月くらいの期間があれば余裕をもったスケジュールになります。
ただ、「インテリアって興味はあるけど初めて」という人と「仕事場がインテリアや建築に関係がある」という人では理解度が違うので、「まったく初めて」という人は、勉強時間を300時間は取るのが望ましいでしょう。
試験対策の通信講座を見ても、半年前後を目安にスケジュールを組んでいるパターンが多いようです。
ただし、これは1日30分から1時間程度勉強した場合の期間ですので、もっと時間を費やせるのであれば半年以下でも十分合格を狙えるのではないでしょうか。
勉強にかけた日数よりも、かけた時間が重要なのです!
Contents
なぜ、こんなに勉強時間が必要なのでしょう?
それは、試験範囲が想像以上に広いため。
インテリアコーディネーターの歴史や仕事といった基礎知識から始まり、建築構造や住宅設備、法律や制度についても勉強しなければいけません。
学習計画のポイント
インテリアコーディネーター試験の一次日程は毎年10月なので、そこに照準を合わせて勉強スケジュールを組むことになります。
仕事や家庭などの用事もあると思いますので、決める際は無理なく確実に試験範囲を終わらせられるスケジュール作りをしましょう。
あまり詰めすぎると緊急の用事で時間が足りなくなったり、勉強量の多さに心が折れてしまったり、精神的負担が大きくなります。
勉強期間があまりに長過ぎるとモチベーションの維持が大変ですし、短すぎれば日々の生活の中で負担を感じてしまいます。自分はどの程度のペースで勉強を進めることが出来るか考えてみてください。
勉強時間の目安・・・300~350時間(一次150~200時間・二次150時間)
あくまでも目安です。インテリア業界経験の有無や受験勉強経験など個人差にもよります。
例えば・・・
一次試験までの6ヶ月で200時間を勉強する場合、月平均学習時間は約34時間です。平日1時間勉強する日が14日で14時間。休日にガッツリ5時間勉強する日が4日で20時間。これで合計34時間になります。
通勤時間やランチタイムなどの隙間時間を活用するのもアリですよね!
これなら日中フルタイムで仕事をしている人でも、なんとか勉強時間を確保できそうな気がしませんか?
最難関の二次試験では、論文とプレゼンテーション問題が出題されます。基礎知識はもちろん、実践能力が求められますので一次試験とは違ったハードさがあります。
10月の一次試験から約2か月後に二次試験が行われますので、二次試験対策をどのタイミングで始めるかもポイントです。
ハードルの高い二次試験だけ通信講座に頼るという手もあります!
● 通信講座の選び方や比較についてはこちらの記事をどうぞ。
⇒IC通信講座のおすすめの会社を徹底比較(サポート体制の比較)
年に1回しか受験のチャンスがないから
インテリアコーディネーター試験は大学受験と同じく、年に1回の大勝負!
体調が悪くても、たまたま運悪く苦手な問題が多くても、仕事の忙しい時期が重なっても、一次試験は10月にしか受けられません。
受験当日がベストな状態になるよう、学習の山を調整する必要があります。
逆にいうと、これがうまくいけば合格はぐっと近づくでしょう!