1次試験はマークシート方式。
テーマはインテリアの歴史や家具の知識、建具や環境工学、住宅関連の法律など。
一次試験は、出題範囲が非常に広く、覚えることが多いのが特徴です。
一次試験の出題範囲
公益社団法人インテリア産業協会公式HPで発表されているインテリアコーディネーター試験の一次試験範囲は、次の9つの項目です。
- インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること
- インテリアコーディネーターの仕事に関すること
- インテリアの歴史に関すること
- インテリアコーディネーションの計画に関すること
- インテリアエレメント・関連エレメントに関すること
- インテリアの構造・構法と仕上げに関すること
- 環境と設備に関すること
- インテリアコーディネーションの表現に関すること
- インテリア関連法規、規格、制度に関すること
一次試験の学習方法
「暗記後に過去問題を解いて確認」というサイクルを繰り返しながら、正しい知識を確実に理解し覚えるよう心がけましょう。
そして、できなかった問題を仕分けして、解けない問題を潰していくことが合格への近道です。
1次試験は丸暗記だけでは難しいです。
3択ではありますが、設問の意図や意味を理解した上で解かないとまぐれ突破はありえません。
例えば材料について、材料と、仕上げ方法と、どのようなシチュエーションに適する素材なのか?といったトータルの知識を求められます。
それぞれの単品をしっかり理解しておくのはもちろんのこと、それらの正しい関係性を理解しておかないと、なかなかボーダー超えはできません。
1次試験は「ひたすら過去問題を解いた方が良い」という意見も聞きます。問題傾向を知るためには必要ですが、問題を解いているだけでは体系だった勉強ができないため、テキスト熟読もおすすめします!
今はWEB検索でおおよそのものを調べることができます。
すべての分野を勉強して分かったこと!
同じ用語は結構出る⇒例えば建築材料であれば、何を原料として作られているものか?どのようなところに使うものか?という出題が多い。
問題文を読む力が必要ですが、これは問題の解説を読み、解く回数を重ねれば何とかなります。できれば最低過去5年分以上の問題は解きましょう。ちなみに、私は10回くらい繰り返し問題集を解きました。
勉強する範囲が広い⇒インテリア、建築だけでなく、観葉植物や陶磁器なども出題されます。
範囲は広いのですが、インテリア・建築以外の項目は、過去問で同じような問題が出ている確率が高いので、覚えてしまうとよいでしょう。
得意な分野については満点を取るつもりで勉強する⇒苦手な分野は60~70%の正解率を目指してできるだけ間違いをしないことを心がける
どの分野もすべて100%受験勉強してカバーするというのはかなり難しいと言えるでしょう。広く浅く勉強していく方法が合格の近道と言えます。
独学では難しそうだなあ・・・という方には
●通信講座の選び方や比較についてはこちらの記事をどうぞ。
⇒IC通信講座のおすすめの会社を徹底比較(サポート体制の比較)