インテリアコーディネーターの資格は独学で合格できるのでしょうか?
ここでは、私がインテリアコーディネーターを独学で勉強した時のこと、インテリアコーディネーターの仲間が独学で挑戦した時のことをお話します。
2019年のインテリアコーディネーター試験の合格率は25.1%です。
一次試験の受験者数は6,992名、その内合格者は2,428名。
二次試験の受験者数は3,292名(一次免除者1,239名)のうち、合格者は1,896名です。
※公益社団法人インテリア産業協会HPより
つまりインテリアコーディネーター試験は難易度の高い資格と言えます。
1次試験はマークシート方式、2次試験はプレゼンテーションと論文という構成です。
1次試験は範囲が広く、住宅の構造材から室内環境、法規、色彩、家具、照明など多岐に渡ります。
とにかく暗記が必要となりますので、独学で挑戦する場合、1次試験を突破するためには最低200時間の学習時間が必要と言われています。
一日1時間勉強をすると、7か月程度必要という計算になります。
それを必ず続けられる方は独学でも合格できる可能性は高いと言えるでしょう。
毎日1時間勉強を7ヶ月間続け、とにかく繰り返し繰り返し問題を解いていく。これに尽きると思います。
ただ室内環境や法規などは、理解するのが難しく、独学で進めていくのはとても根気が必要です。
分からない用語が出てくると、毎回自分で調べて理解していかなければなりません。
実は私も1年目は独学で受験しました。しかし結果は不合格・・・。
勉強量は200時間程度はあったのではと思いますが、一人で理解しながら進めていくのはとても大変で辛い時間でした。
実は私の夫は一級建築士ですが、ここだけの話、インテリアコーディネーターの試験に一度落ちています。
おそらく甘く見ていたのでしょう(笑)
インテリアコーディネーターの試験範囲は、確かに二級建築士の内容と重なる部分があります。
違いは範囲の広さかなと思います。
とにかく範囲が広い!
インテリアコーディネーター仲間に独学で合格した方がいます。
その方はとにかく毎日2時間の勉強を6ヶ月間続けたそうです。
大学の受験の時くらい勉強したと話していました。
結局、私は学校に通いました。
学校に通うと、必ずその時間にその場所で勉強するという時間管理ができます。
さらに読んで理解していた問題も、講師が教えてくれるので効率的に学習することが出来ました。
「ここは必ず覚えてください」
「ここは覚えなくていいです」
など覚える箇所を教えてもらったことも、私が合格できたポイントかと思います。
2次試験はプレゼンテーションと論文です。
これははっきり言って独学ではまず無理です。
一級建築士である夫は図面はもちろん書けますが、インテリアコーディネーターの2次試験はそれに合格するための書き方があると感じています。
ただ図面が書けるのではなく、インテリアコーディネーター2次試験に合格するための図面の描き方があります。
お陰様で現在はインテリアコーディネーターの資格を取得でき、大好きなインテリアのお仕事ができているので、本当に勉強して良かったと思っています。
そして勉強したことが実際仕事に活かされていると思います。
今は通信講座やオンライン講座など、学校に行かなくても学習できる環境が整っています。
忙しくて学校に行く時間がないという方は、通信講座やオンライン講座などを利用されてはどうでしょうか?
結論・・・
インテリアコーディネーター資格は独学でも合格する可能性はある!
ただ難易度が高いので、相当の気合が必要!
もしそれが不安な方は通信講座やオンライン講座などを利用する方がはるかに合格率は上がる!
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