一次試験の合格通知が届く。
見事突破!!
我ながらよく頑張ったーーー!!
と喜ぶのもつかの間・・・
二次試験ーーー(汗)
一時試験から二次試験までの間が短い!
注目すべきは、一次試験から二次試験の間はたった2ヶ月弱しかないというコト。
試験勉強にゆとりのある人は、一次試験の前から二次試験の試験勉強も少しでも進めていけたら良いのだけれど、実際にはそうもいかないことが多いでしょう。
初めて受験する人は、一次試験まではひたすら一次試験に向けた勉強だけをして、一次試験が終わってから二次試験の受験勉強をスタートするという人がかなり多いのではないかと思います。
さらに働きながら受験するとなると、学習時間をなかなか確保できないということもあります。
そこで、今回は二次試験のプレゼンテーション(製図)の勉強法についてお話していきます!
Contents
勉強開始時期について
1次試験の勉強に余裕のある人は、できれば2次試験の2カ月前から勉強を開始しましょう。
そうでない人は、インテリアコーディネーター1次試験終了後、合否はわからない状態だけれど、休む間もなくすぐに始めるようにして下さい。
プレゼンテーション(製図)の合否は、試験までにどれだけたくさん図面を書くことができたかで決まります。
問題を解けば解いた分だけ、試験当日も自信を持って臨めるはず!です。
製図の勉強はできるだけ早く始めましょう!
勉強の始め方
製図に慣れる
特に、プレゼンテーション(製図)が初めての人は、まずは手を動かして線の引き方など製図に慣れるようにしましょう!
早く線を引くこと、しっかりとした線を書くことができるようにしてください。
過去問題の解答例のトレース(模写)
ただ解答用紙に解答例をそのまま忠実に写していくだけ。
自分ならこのようにレイアウトする、などといったオリジナリティは必要ありません。
解答例の中身が重要なのではなく、図面の基本練習というつもりで進めましょう。
初めての人は、模写だけで試験時間いっぱいの3時間がかかるかもしれませんが、焦らなくて大丈夫。
製図速度は描けば描くほど必ず速くなります!

過去問題学習
読解力を身に付ける
過去問題と解答用紙を丁寧に読み込んで、問題文にある要望をチェックし、何が必要なのか考えてエスキスしていきます。
重要なのは、問題文で指定されているものやサイズ指定がある場合は指示通りに描くこと、です。
必要なエレメントのサイズを知る
サイズ指定がない場合、条件に沿って自分でサイズを定める必要があります。
たとえば、4人で座るテーブルの適当なサイズや高さはわかりますか?
エレメントのサイズや必要動作空間の寸法を覚えておくと製図スピードは格段に早くなるので、代表的なものは覚えておくようにしましょう。

製図はたくさんのパターンに触れておくことが大切です。
時間が確保できるのであれば、予想問題などをたくさんこなしましょう。
その際、時間を計って問題を解いてみてください。
製図は時間勝負です。
どんなにプランが良くても未完成ならアウト。
何にどれだけ時間がかかっているのか自分で把握するようにしましょう。
最終目標
2次試験の試験時間は180分で、プレゼンテーション(製図)と論文の出題があります。
基本的な時間配分の目安は、
- プレゼンテーション(製図)… 135分
- 論文 … 45分
にしてください。
論文を先に終えて、プレゼンテーション(製図)に取りかかった方が気分的に楽に進められます。

まとめ
合格ラインにプロ並みの図面は求められていません。
「見やすさ」と「要望にきちんと解答している」図面を目指せば成功に近付きます。
問題解答を繰り返すうちに、解答すべきポイントがもわかってきて、製図速度もどんどんアップします。
それでも、自分の解答が正しいのか、根本的な間違いをしているのではないかと不安になったり迷ったりするのであれば、通信講座を選んで添削を受けるのも選択肢のひとつです。
◎通信講座が気になる方は・・・
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