インテリアコーディネーター試験って難しいの?

初めてインテリアコーディネーター試験を受ける場合、試験の難易度や合格率がどのくらいなのか、気になりますよね。

インテリアコーディネーター試験の受験者は、毎年8000~9000人です。

受験資格不問のため、インテリア関連の仕事をしている人だけでなく、誰でも受験することができます。

    

 

インテリアコーディネーター資格試験の合格率は?

一次・二次試験を通じての合格率はわずか23%前後!

もう少し詳しく、2018年に行われた第36回インテリアコーディネーター資格試験結果を参考に見てみると・・・

  • 受験者数8,542人
  • 一次試験の合格率は32.4%で合格者は2,766名
  • 二次試験については受験者数が3,620名で合格率59%、合格者数は2,135名
  • 一次二次通じての合格率は23.8%

ちなみに、一次試験合格者は次年度から3年間、一次試験が免除されることになっており、2018年度の二次試験受験者の内、免除者は1,171名でした。

他にも、公益社団法人インテリア産業協会のホームページでは、合格者データの傾向も紹介されており、男女比では75%前後が女性合格者、年齢別では男女共に30代が多い結果(男女共に30%程度)となっています。

※2019年は台風19号の影響により、例年と比べてイレギュラーに試験が実施されたため、2018年のデータを引用しています。 ⇒インテリア産業協会

 

インテリアコーディネーター資格試験の難易度は?

一次試験では広範囲の勉強をしなければならない難しさがある!

インテリアコーディネーター資格試験では、一次試験の合格率が32.4%とかなり低い結果となっています。それは、一次試験で問われる範囲がかなり広いことが要因だと考えられます。

インテリアの仕事というと室内のデザインや家具の配置などおしゃれなイメージがありますが、実は建築の構造や工法など設計士や現場監督が持つような知識も問われます。

試験内容が広範囲に渡るのは、インテリアコーディネーターの仕事が、実際の現場において、建築士、電気工事業者などさまざまな業者とのやり取りを求められるためです。

二次試験では「論文」「製図」対策の難しさがある!

二次試験は、論文・プレゼンテーションといった内容になるので、〇✕では答えられない、暗記だけではクリアできない難しさがあります。

論文では、インテリアコーディネーターとして課題を理解・判断する能力が必要となり、状況に応じた的確な解答を分かりやすい文章で記すことが求められます。学んだ知識を実践でどう活かすのか応用力もポイントとなります。

プレゼンテーションでは、図面作成や着彩表現が出題されます。専門知識を前提に、課題の読解力や習得した製図のスキルを活用することが求められます。

特に難関の二次試験対策については、専門スクールや通信講座の二次試験対策講座を利用して攻略ポイントを学ぶことをおすすめします。

 

通信講座の選び方や比較についてはこちらの記事をどうぞ。
IC通信講座のおすすめの会社を徹底比較(サポート体制の比較)

 

合格基準点が特に公表されていない難しさがある!

インテリアコーディネーター資格試験は合格基準点、得点配分が公表されないため、一次、二次ともに重視される分野が分からず、全体的に幅広く勉強する必要があります。

苦手分野を残さないよう、できるだけ取りこぼしなく勉強しなければいけません。

 

インテリアコーディネーター試験は、合格率が低く、出題範囲も広くて勉強するのも大変な資格といえるかもしれません。

ただ、モチベーションの高さは確実に合否に影響してきます!!

なりたい自分を目指して、今こそチャレンジしてみませんか?


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