「インテリアコーディネーター」は公益社団法人インテリア産業協会が認定する資格です。
特に受験資格はなく誰でも受験できますが、合格率は25%前後と難易度の高い資格試験となっています。
インテリアコーディネーター試験は1次試験と2次試験にわかれており、2次試験は1次試験に合格した人だけが受験できます。
- 1次試験:マークシート式の択一試験
- 2次試験:製図、論文
1次試験の出題範囲はかなり広く、インテリアや建築の知識のない人にとって聞き慣れない専門用語がたくさん出てきます。
また、2次試験では製図を描く問題が出題されますので、受験者は与えられた課題に沿って図面を描かなくてはいけません。
独学でチャレンジする人もいますが、スクールや通信講座を利用する人が多いです。
実をいうとわたしは一度独学でチャレンジしましたが結果は不合格…(涙)
結局スクールに通い、二度目で合格したという経験があります。
インテリアコーディネーター資格取得を目指している方には、スクール、通信講座、独学のいずれの方法で勉強をすればよいのか迷っている人も多くいると思いますので、それぞれのメリット・デメリットなどを説明します♪
スクール・専門学校
通学制には2つのタイプがあります。
- インテリコーディネーター試験のためのスクール
- インテリアの専門学校(授業の一環としてインテリアコーディネーター試験を受験)
働きながら試験合格を目指す方は、土日や平日夜に開講しているスクールを選ぶことになります。
一方、日中に通える方であれば専門学校を選ぶこともできます。
専門学校は入学・卒業の時期が決まっていたり、平日の日中に授業を開講したりします。
メリット
- 決まった時間に授業を受ければ確実に勉強できる
- 学校が就職先を紹介してくれることがある
- 仲間と情報などを共有できる
デメリット
- 費用がかかる(安くても15~20万円程度)
- 忙しい人は通えない可能性がある
こんな人におすすめ
スクール・専門学校は、お金をかけてもインテリアコーディネーター試験に確実に合格したい人におすすめの勉強方法です。
ちなみに最近ではオンライン講座を開講しているスクールもあります。通学する必要がなく学べるのが魅力です!
オンライン講座の選び方や比較について、詳しくはこちらの記事をどうぞ。
⇒インテリアコーディネーターを目指す方にお勧めしたい、オンライン受講OKのスクールは?
通信講座
通信講座では、受講者は郵送されてきたテキストや問題集をもとに学習を進めます。
添削をしてもらえたり質問をできたり、通学している人と同等のサービスを受けることもできます。
メリット
- 通学制に比べて安い(5万円前後)
- 空いている時間に自分のペースで学習できる
- 添削や相談窓口の利用などのサポートを受けられる
デメリット
- 自分でスケジュールを立てながら学習を進めなくてはいけない
こんな人におすすめ
通信講座は、働きながらインテリアコーディネーター試験合格を目指す人や、まとまった時間の取りにくい主婦の方などにおすすめの勉強法です。
通信講座の選び方や比較についてはこちらの記事もどうぞ。
⇒IC通信講座のおすすめの会社を徹底比較(サポート体制の比較)
独学
インテリアコーディネーター試験をお金をかけずに合格したいと思っている人は、スクールや通信講座を利用せず、自分で問題集や参考書を買って勉強するスタイルでやるということになります。
メリット
- 格安で学習できる(2万円前後)
デメリット
- 未経験者、初学者の人は何をしてよいか分からない
- 疑問点や悩みを自分で解決しなければならない
- 論文やプレゼンテーションの添削を受けられない
- 合格ノウハウや最新の情報が入りにくい
こんな人におすすめ
独学はやはり建築やインテリア、製図についてある程度知識のある人におすすめの勉強法です。
独学で勉強してみようと思っている方はこちらの記事もどうぞ。
⇒インテリアコーディネーターを独学で勉強したブログ
インテリアに関する知識のない方や業界での勤務経験のない方は、スクールや通信講座を上手に利用しましょう。
独学でやろうとすると理解するのに必要以上に時間がかかり、不合格になって次年度も受験することになればかえって受験料がかさんでしまいます……。
気になるスクールや通信講座があれば、まずは資料請求をして自分のスタイルに合った勉強方法を検討してみましょう。